移動平均線とは、一定の期間の終値の平均を毎日計算し、それを線でつないだものです。日々の細かい値動きをならして、株価の大きな流れ(トレンド)を見やすくするために使います。
5日線と25日線
- 5日線(5日移動平均):直近5営業日、つまりおよそ1週間の平均。短期の流れを表します。
- 25日線(25日移動平均):直近25営業日、つまりおよそ1か月の平均。中期の流れを表します。
このほか、75日線(約3か月)や、週足の13週線・26週線もよく使われます。
基本的な見方
- 株価が移動平均線より上:その期間に買った人の多くが利益を出している状態で、上昇の流れと見られます。
- 株価が移動平均線より下:その期間に買った人の多くが損をしている状態で、下落の流れと見られます。
- 線の向き:線そのものが上向きか下向きかで、トレンドの方向がわかります。
上昇中の株価が下がってきたとき、移動平均線のあたりで下げ止まることがよくあり、下値の目安(支持線)として使われます。
乖離(かいり)に注意
株価が移動平均線から大きく離れることを「乖離が大きい」といいます。急騰して25日線から大きく上に離れた銘柄は、過熱感から下げやすくなる傾向があります。
ai-trader の記事では
記事冒頭の株価データカードに5日線と25日線の値を表示し、本文で現在の株価との位置関係を説明しています。短期線が長期線を抜ける動きはゴールデンクロス・デッドクロスと呼ばれます。