株式分割とは、1株をいくつかの株に分けることです。たとえば1株を2株に分割すると、持っている株数は2倍になり、1株の値段はおよそ半分になります。
持っている株の価値は変わらない
分割しても会社全体の価値は変わりません。株数が2倍になるかわりに株価がおよそ半分になるので、持っている株の合計金額は分割の前後でほぼ同じです。
なぜ株価にプラスと受け止められるのか
日本の株は通常100株単位で売買するため、株価が1万円の銘柄は最低でも100万円が必要です。分割で1株の値段が下がると、少ない資金でも買えるようになり、個人投資家が参加しやすくなります。東京証券取引所も、投資単位を50万円未満にすることが望ましいとしています。
買える人が増えると売買が活発になることへの期待から、分割の発表後に株価が上がることがあります。ただし、分割そのもので会社の利益が増えるわけではありません。
チャートを見るときの注意
分割の前後で株価の水準が大きく変わるため、調整されていないデータでは、急落したように見えることがあります。過去の株価と比べるときは、分割を反映した数字かどうかに注意が必要です。